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画リード(reed)」とは葦のことです。江戸時代の儒学者、松永尺五は小松を訪れた際に川原の風景を漢詩に詠んでいます。かつての小松城周辺は葦が生い茂っており、ここから芦城の名が生まれ、のちに芦城公園となりました。公園の一角に建てられた小松市公会堂は文化の殿堂となり、小松の文化活動を支えてきました。そこでリードを小松に縁のある語としてとりあげます。 一方、葦を素材として作られた木管楽器の振動片もまた「リード(reed)」と言います。小さなリードの振動は楽器本体に伝わって大きく豊かな音色を醸し出します。このことは、一つ一つの団体の発信を市全体に広げ、多くの市民にそれを伝えるということを表します。さらには一般的な会話の中で「先導する」という意味で使われている「リード(lead)」として、文化活動を通して活力のある小松、未来の小松をリードするという意味を合わせてもたせます。 木管楽器オーボエのリード 像説明 |
リードこまつロゴマーク
意匠:上部は山と草木(葦リード)を、下部は水と波紋 (広がり)をあらわしています。 |